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小木棒の手(諏訪神社)岐阜県多治見市 2004/10/17
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諏訪神社で例大祭が行われ、県の重要無形民俗文化財に指定されている古武術「小木棒の手」が奉納された。
岐阜県下で唯一、棒の手を伝承している多治見市諏訪町小木は、江戸時代には尾張藩の領地であった。
寛永年間に著された『濃州徇行記』にも、「民戸は山腰に散在せり、高(33石)に準じては戸口(49戸 230人)多き故山かせぎをも第一として、
柴薪を採り春日井原あたりへ売りつかはし、又秋に至っては栗を拾ひ名古屋へ多く売出すと云」との記載があるといい、
古くから同じ藩領の尾州とは経済的にも関係が深く、故に彼の地の棒の手が当地へ伝来したと云われている。
小木の棒の手は、木曽義仲の家臣の今井四郎兼平を遠祖に仰いでいる。近江国粟津での合戦後、敗走した兼平がその一族とともに当地へ来住し、
再起を願ったのか土地の者へ武術を教授したところ、いつしかそれが芸能化して今日に至ったのだと云う。
気合とともに棒、鎌、長刀、槍を打ち合うその様は勇壮そのもので迫力満点です。
現在当地で行われている棒の手は、愛知県尾張旭市でも伝承されている『無二流』である。
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